オリコン本ランキングのデファクトスタンダード化

オリコン本ランキングのデファクトスタンダード

Amazonで自作自演でランキングを操作する著者たち - 出版:ガブのホントは教えたくない売れる”本”の秘密 を読んで、「販売計画がめちゃくちゃになった出版社」も気になったけど、つらつらネットサーフしていたら no title の記述が目に留まった。

Amazon.co.jp のランキングは朝日新聞の紙面(日曜読書面)に載らない。

ではなくて。

オリコン本ランキングが載るようになってる。

現物の紙面は確認していないが「[掲載]2009年2月22日」と付いているのがそうだ。

オリコン本ランキングは、一年ほど前に始まったが、途中からアマゾンも参加して、そのサンプリングシェアは二大取次に比肩するくらいになっている。(調査協力店一覧はこちら

そして日販トーハンのベストセラーが出荷ベースなのに対して、オリコンは販売時点のデータだ。

推定売上部数の算出方法に疑問は残るかもしれないが、音楽業界で40年以上培ってきた手法は侮れないと思う。

朝日新聞掲載のローテーションを先読みしてランキング操作(リアル書店一店舗のランキング乗っ取りは上記リンクに書かれているアマゾンのケースよりも少ない部数で可能だ)が横行するような悪習は、読者のためにもならないので早く無くなってほしい。

オリコン本ランキングがCDにおけるオリコンチャートのように業界標準化することが望ましい。

それでも食い込んでくる池田大作大川隆法には脱帽だが。