電子書籍横断検索
電子書籍横断検索
ダ・ヴィンチとか BOOK asahi.com とか hon.jp が取り組んでいるみたいだけど、これじゃ駄目なの?
適当に作ったので抜けはある。出版社による直販はほとんど加えられていない。
PCブラウザ向けに個別商品ページが用意されていることが前提で(オライリーは電子書籍だけの書誌情報ページがなかった)、ガラケー向けやアプリ内ストアだけで見せている(Rabooとか)書店は検索できないけど。
そのうちGoogle先生がショッピングサーチの対象に含めそうでもあるけど*1、そもそも網羅的な電子書籍横断検索は無理だよね。セルフパブリッシングも容易になるのが電子書籍であって、今回はとらのあなやDLsiteは含めてないけど(パブーは入れた)、どこまでが電子書籍かなんて決められない。
だから結局、電子書籍なんて幻想、ウェブでいいじゃん、と思う。有料コンテンツを売りたいなら、HTTPステータスコード 402 Payment Required を返して、検索エンジンも対応すればいい。
http://ebook.shogakukan.co.jp/detail.php?bc=*
http://store.d21.co.jp/system/items/info/*
http://ebookstore.m2plus.com/mproducts/*
http://toshibabookplace.booklive.jp/product/index/title_id/*
http://ebook.hmv.co.jp/detail/index/bid/*
http://dokodoku.jp/pc/page/product.asp?pfid=*
http://www.aozora.gr.jp/cards/*
http://www.harlequin-library.jp/book/novel/id/*
http://www.harlequin-library.jp/book/comic/id/*
http://www.dmm.com/digital/book/-/detail/=/cid=*
http://www.shinanobook.com/genre/book/*
http://books.bitway.ne.jp/meng/cp.php?req=*&site=book&bid=*
http://voyager-store.com/index.php?main_page=product_info&products_id=*
http://booksv.fmworld.net/products/detail.php?product_id=*
http://www.bookgate.info/books/*
http://blog.bookwalker.jp/?p=*
http://ebookstore.sony.jp/item/*
http://galapagosstore.com/pc/book/detail/*
https://hon-to.jp/asp/ShowSeriesDetail.do?seriesId=*
http://booklive.jp/product/index/title_id/*
http://www.paburi.com/paburi/bin/product.asp?pfid=*
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/*_EBOOK.html
http://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/*
出版社が経営する書店
出版社が経営する書店
asahi.com(朝日新聞社):「出版社自ら販売」 MBO成立させた幻冬舎・見城社長 - ビジネス・経済 (1/2ページ)
と、幻冬舎の見城社長が言っていて、まず連想するのは宝島社書店かな。
宝島社、都内大型書店内に書店 読者の反応知るアンテナに - MSN産経ニュース
2010年4月のテストから今はもうあちこちの書店で展開している。ただしこれは名前は「書店」だけど、期間限定のただのブックフェア。
アンテナショップという意味では、普通に書店のPOSデータが取れるし出版社のフェアも店頭で行われているし、その機能は既に実現されているのではないかと思わないでもない。
出版社が経営する書店といえば
- 岩波ブックセンター (以前は直営だったが現在は信山社が経営)
- INAX ブックギャラリー
- 東方書店
- 新風舎 熱風書房・マウンテンルート(閉店)
- 書肆アクセス (閉店)(取次の地方小出版流通センターなのでちょっと違うか)
以下追記
- 法蔵館書店
- SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS
- オーム社書店(堂島(閉店)・四条河原町(閉店)・ブックスオーム)
- Bookshop TOTO
- 冨山房書店(神保町(閉店)・日本大学文理学部店・日本大学櫻丘高等学校店)
- Viva神保町(大活字文化普及協会)
もっとありそうなんだけど、出てこない。情報求む。
出版社がギャラリー的に店舗を構えるという意味では、料理書とキッチン・スタジオのアノニマ・スタジオというのがある。
たしか日本ヴォーグ社の一階で手芸用品と本を売っていたような気がして、手づくりサロン“クリエーターズギルド”(ヴォーグビル1階)のことだと思うんだけど、詳しい情報が見つからない。
ある出版社の刊行物を全点揃えるという意味では、母体が同じということで鹿島出版会の八重洲ブックセンターが思い浮かぶ。紀伊國屋書店や丸善*1にも出版部門がある。自費出版事業を行う書店もあるよね。
一方では、中堅3書店、講談社と新会社 書籍の調達・販促で協力 :日本経済新聞 という動きもあって、大日本印刷も出版社と書店を抱えているし、出版コングロマリット化の狙いを感じないでもない。
電子書籍元年の論争ダイジェスト
電子書籍元年の論争ダイジェスト
895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 07:20:37 id:ulcqYVAU
で、結局なんで日本は電子書籍が普及しないの?
901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 12:10:32 id:cXiXkRr8
>>895
出版業界、印刷業界の人間が邪魔してるから。
最近は電子出版に積極的な発言をしているように見えるが
よく見ると、紙の本に絶対影響無いように聖域を設けて
その残りカスを電子出版に回そうとしている。
業界全体がこれだから、全滅するまでもう少しだろう。
914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 17:05:53 id:Y0Oei3KU
>>895
上の奴ら何見当はずれな馬鹿なことばかりほざいてるんだ?
915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 17:51:49 id:Tk7S5FtT
>>914
ソースよろしく
917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 18:22:24 id:CN6ov7WZ
>>914
もうとっくに抜かれたよ
920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 18:40:56 id:pLC/IVTB
>>914
エロなんていくらあってもパチンコ市場と同じ扱い
922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 18:43:49 ID:Z+B4E7bA
>>915>>917
http://www.ebook2forum.com/members/2010/10/ebooks-take-9-percent/
順調に5億ドルに達しても日本市場を越えるのは無理
下の方で小売価格は倍になるとか書いて有るけど
それは希望小売価格で販売された場合で
電子書籍は3割程度の手数料を乗せるか
利益をのせないダンピング販売が普通
924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 18:49:16 id:Ig3aZTz+
そこのサイト思い込み激しいので有名やん
925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 18:53:34 id:Tk7S5FtT
>>922
日本の電子書籍の市場はどのくらいなの?
926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 18:57:57 ID:Z+B4E7bA
>>924
うん、笑っちゃうくらい電子妄想撒き散らしてるけど
数字は嘘つかないからね
アメリカ市場は今年になってからかなり横ばい傾向
端末は順調に売れているみたいだけど
去年くらいの伸びがあるかどうかかなり難しいだろうね
>>925
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/14190/
930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 19:53:27 id:ulcqYVAU
>>914,926
俺はこの手の論調にはヘドが出るほどの欺瞞を感じる
それは「auのブックストアは50万点の電子書籍をそろえている」といってるのと同じ
一般の人間からしたら「だから何?」レベルの話。
携帯の腐向けの本がいくら売れてようがそろってようが、新刊の書籍すら1割たりとも
買えないのに「日本の携帯電子書籍の売り上げが~」とかバカバカしすぎ
931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 19:59:55 id:aSbtqL1t
反吐が出ようが、現状日本の方が市場はでかいのだから、現実くらい認めないと。
欺瞞というのは、具体的な数値情報自体を開示しないアマゾンとかの方にこそ相応しい。
932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 20:05:08 id:ulcqYVAU
>>931
バカじゃねーの。一生やってろもしもし厨。
それを素直に信じてBL漫画でも読んでれば?
933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 20:06:53 id:Yv64Qy7R
いかにも苦しい返し方だよな
934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 20:15:15 id:LaUE0HcE
>>932 >>933
お上品だねw
http://2chbooknews.blog114.fc2.com/blog-entry-145.html
>バークの小説『ショッキングな体位』。ストーリーはこんな感じだ。
935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 20:15:31 id:ulcqYVAU
つーか俺が「なんで日本で普及しないの?」つってるときに言ったのは
「なんで普通に日本の本を読もうと思ったときに、電子書籍で読むという選択が手軽に出来ないのか?」
という意味だし、電子書籍の普及を望んでる人もそれが一番の関心だろ。
それを携帯の漫画がこんなに売れてますって数字もってきてるやつは何なの?
それで何がいいたいの?
携帯の漫画読めっていいたいの?
読まないよ普通に。アホかよ。
936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 20:17:33 id:Yv64Qy7R
>>934
また苦しい返し方してるねぇ。
じゃぁiPhoneアプリの一位はアダルト系だからiPhoneアプリの売り上げの大半はエロ!
そういう話のもっていきかた見ても誰も納得しないよ。
937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 20:20:01 id:ulcqYVAU
>>934
わかったわかった。
もしもしはすごいねーたくさん電子書籍うれててすごいねー。
わかったから黙ってどっかで携帯電子書籍マンセースレでやっててください。
そういう期待はまったくしてないんです。
939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 20:25:05 ID:Z+B4E7bA
>>935
>>914>>915←こういうやり取りが有ったからソース貼っただけなのに
なにカリカリしてんの?
米国市場は新刊の9割が紙と電子が同時に出るようになったけど
日本の携帯コミック市場に届いていないってだけの話だよ
今後日本で一般書籍を紙と電子の同時発売するようになったとき
どの程度の売上が見込めるかの資料になる
942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 20:41:19 id:xCses7Yh
>>939
いや、だから、携帯コミックなんぞ例に出さないでいーからw
943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 20:57:35 ID:+Q1ODkg3
何で携帯コミックは例に出さなくていいんだよ?
944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 21:09:34 id:oxaUTLwX
職業差別なんぞはしたくないが、
俺、年収一千万あるんだぜぇーって吹いてるだろ?
そんなの誰が喜んで聞くんだよ? そんなんで儲けたところで、
DQNぐらいしか凄いと思わないし、まともな人は誰も相手にしないの
やりたがらないの!
携帯コミックなんぞは、いくらワメイテみても、その程度の存在なの。
もばゲーとかも。 所詮、パチ屋がいくら儲けましたっていうレベルの話。
わからんか?w
948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 21:37:26 ID:e+AesIRb
>>944
個人的主観を語って何か意味があるの?
950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 21:59:29 id:aSbtqL1t
自分が嫌いだからケータイコミックは除外とかしないだけ、
調査会社はまともだって事だ。
951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/02(火) 22:56:13 id:fCokjQpJ
マンガとか一部のマニアが喜ぶ書籍はいらない
953 : [―{}@{}@{}-] 名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/03(水) 00:08:26 id:W9K/cs/C
>>951
売上の話?
マンガを「一部」と言えるほど売れてるのってなに? 電子書籍雑談スレ
事実と違うことを挙げて再販制批判って何その「水からの伝言」
事実と違うことを挙げて再販制批判って何その「水からの伝言」
付録付き雑誌は書店を元気にする!……? – アゴラ という記事を見つけたのだが。
今回の付録攻勢雑誌だが、これらも雑誌であれば当然再販制と委託販売制に守られているわけだ。付録付き雑誌は書店を元気にする!……? – アゴラ
いきなりダウト。終了。
複合出版物は非再販商品です。
書籍は「定価」表示ですが、
付録付き雑誌は「価格」表示です。
これは3年前に,DVD やCD-ROM 等,著作物の再販対象とは違うものをセットとして雑誌あるいは書籍に付けていて,それをあたかも再販商品のように「定価」表示を付けるのは,再販商品の範囲を逸脱しているのではないかという御指摘を受けました。全くそのとおりで,この指導は継続して業界でも実施して参りました。著作物再販協議会(第8回会合)議事録等の公表について(PDF)
DVD付き写真集も「価格」表示の非再販商品です。
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなグループ日記 - 機能変更、お知らせなど
そうなると同じような製品を販売している会社からすれば、迷惑な話でしかない。出版社は再販制と委託販売制に守られているから低価格で販売できる。通常の会社では自由競争なので、値引きなどを考慮した価格を付けなければならない。このように“付録”として通常の商品が流通してくると、そもそも再販制は必要か? という問題にまで発展しかねない。付録付き雑誌は書店を元気にする!……? – アゴラ
前提が間違っているので何を言いたいのかさっぱり分からない。つまり再販制と関係なく低価格を実現した宝島社が偉いってことじゃん。
そして書店は再販制擁護一辺倒ではないという話。
第62回書店東北ブロック大会が7月15、16日に開催され、現在の取引制度・慣行に対する声明が出された。
(略)
一般小売商の販売価格政策は商品の「交叉比率」200以上を基準としているが、書店の交叉比率は105から115で、返品が認められているにしても余りに低く、これが書店が苦しんでいる「低い生産性」の元凶である。出版社は再販制下で定価設定権を持ち、実質的に書店の仕入れ正味価格をも拘束しているのだから、価格設定の際に書店の交叉比率200を念頭に入れて決めてほしい。出版状況クロニクル30(2010年10月1日〜10月31日) - 出版・読書メモランダム
電子出版対応出版契約書の雛型 by 書協
電子出版対応出版契約書の雛型 by 書協
日本書籍出版協会(書協)から電子出版対応契約書ヒナ型(3 種類)の作成について(PDF注意、以下同じ)が公表された。*1
ざっと見ただけだし、法律や契約については全く無知であることを断った上で、思ったこと。
以前と何が変わったかというと、
第 20 条(電子的使用)甲は、乙に対し、本著作物の全部または相当の部分を、あらゆる電子媒体により発行し、もしくは公衆へ送信することに関し、乙が優先的に使用することを承諾する。具体的条件については、甲乙協議のうえ決定する。
2.前項の規定にかかわらず、甲が本著作物の全部または相当の部分を公衆へ送信しようとする場合は、あらかじめ乙に通知し、甲乙協議のうえ取扱いを決定する。出版契約書雛型(一般用)(2005年版)
だったのが
第2条(電子出版の利用許諾および第三者への許諾)
(1)甲は、乙に対し、乙が本著作物を、日本を含むすべての国と地域において、以下の各号に掲げる方法のいずれかまたはすべてにより、本著作物の全部または一部を電子的に利用すること(以下「電子出版」という)を独占的に許諾する。
① DVD-ROM、メモリーカード等の電子媒体(将来開発されるいかなる技術によるものをも含む)に記録したパッケージ出版物として複製し、頒布すること
② インターネット等を利用し公衆に送信すること(本著作物のデータをダウンロード配信することおよびホームページ等に掲載し閲覧させることを含む)
③ データベースに格納し検索・閲覧に供すること
なお上記電子出版においては、電子化にあたって必要となる加工、改変等を行うこと、および自動音声読み上げ機能による音声化利用を含むものとする。
(2)甲は、乙による前項の利用に関し、乙が第三者に対し、再許諾することを承諾する。出版等契約書ヒナ型(電子出版対応、2010 年)
となった。
甲=(著作権者)、乙=(出版権者、利用被許諾者)である。
出版社による独占的利用が明記されている。また出版社から電子書店プラットフォームに卸されることが前提となっている。
紙の出版物については以前から
第 1 条(出版権の設定)甲は、表記の著作物(以下「本著作物」という)の出版権を乙に対して設定する。
2.乙は、本著作物を出版物(以下「本出版物」という)として複製し、頒布する権利を専有する。
3.甲は、乙が本著作物の出版権の設定を登録することを承諾する。出版契約書雛型(一般用)(2005年版)
とされていたのが電子出版についても同じになっただけのこと。
従来の出版権が及んでいなかった電子出版権についても出版社が持つと明記しているのだ。
そして
第5条(出版データの権利の帰属)
(1)甲は、第1条および第2条の利用において、乙の労力および(または)費用により作成された出版物の版面および電子出版用データ(作成途中の中間生成物を含む、以上を総称して「出版データ」という)に関する権利は、乙に帰属することを確認する。
(2)甲は、本契約の有効期間中のみならず終了後であっても、本出版物の版面を複写した印刷物の出版もしくは電子出版用データを複製しての利用等、出版データを、乙の事前の書面による承諾なく利用せず、第三者をして利用させない。
(3)本条の規定は、甲の著作権に影響を及ぼすものではない。出版等契約書ヒナ型(電子出版対応、2010 年)
「所有権」なんて曖昧な単語ではないし*2、著作権ではないと明示されている。
なお、版面権というものは存在しないというのが通説だが、この契約書では権利を主張している。*3
あと、「印税」については
電子出版について
乙への入金額に対しその出版等契約書ヒナ型(電子出版対応、2010 年)
で空白になっていて「その何%」と記入する「雛型」だ。小売価格(定価)ではなく卸価格に対する印税率を設定する。
最後に、これはあくまでも「雛型」であって、実際の契約書がどうなっているかは分かりませんよ。
書籍に付いてたRFIDタグを分解、もとい剥がして破壊する
書籍に付いてたRFIDタグを分解、もとい剥がして破壊する
シールが二重になっていることが、厚みと透けて見えることから分かる。
剥がすとまたシール。
これがRFIDタグらしい。
これも簡単に剥がれる。
裏には何か模様が。
これをアレでアレすればいいわけだが、そんな物はないので破壊衝動に駆られてみる。
ここからは上手く剥がせないが、金属ぽいものが。
切り出せるかと思ったが、あっさり千切れた。
諦めてシールの表面に戻る。
二次元バーコードはHT-03Aのカメラではなかなか読めなかったのでN906iに火を入れる。
9780307473479012888770079The Girl with the Dragon Tatoo (Vintage Crime/black L
シールの表に書いてるのと同じ文字列。
鎌田博樹氏の電子書籍フォーマットに対する無理解がひどい
鎌田博樹氏の電子書籍フォーマットに対する無理解がひどい
6月8日のデジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会(第2回)開催を受けて6月9日のエントリで、
「懇談会」の技術資料が(アマゾンのプライベート仕様を除いて)最大のデファクトであるEPUBについて何の言及もしていないのは「奇怪」というほかなく、逆に強く意識していると思われても仕方がない。no title
傍聴を受け付けていたにもかかわらず行かないで、勝手に妄想して批判。実際は懇談会でちゃんと言及されていた。
ま、電子書籍についての本も出しているITジャーナリストとは違うから取材しないで批判する自由はあるかもしれない。
ところが、6月10日に資料が公開されたのを見て、こんな追記をしている。
難解な表現だが、中間フォーマットではEPUBも反映され、XMDF/ドットブックとEPUBを含む「デファクト」との「中間」としてのフォーマットであると理解できる。no title
「中間フォーマット」とは実際はこういうもの。
印刷会社が保有する最終データをもとにして、様々なプラットフォーム、端末が採用する多様な閲覧ファイルフォーマットに変換対応が容易に可能となる、中間(交換)フォーマットの確立が求められている(ワンコンテンツ、ワンファイル、マルチプラットフォーム)。デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会技術に関するワーキングチーム 第1次報告(案)
XMDF・ドットブック・EPUB・AZW・Topaz・Mobipocket・PDFなどは、閲覧(配信・配布・流通)フォーマット。
ドットブックのTTXやInDesignのIDMLなどが、中間(交換・制作)フォーマットと呼べるものだろう。
植村八潮氏による「電子書籍中間(交換)フォーマット統一案とIEC62448改訂」の資料が分かりやすい。*2
鎌田博樹氏は、IT、電子出版に関するアナリスト、コンサルタント、マーケッター、著述家らしいけど、電子書籍の制作過程について理解も想像もできていないだけでなく、日本語の読解力に問題があるようだ。
電子書籍ビジネスセミナーで儲けるのが仕事なんだろうけどね。受講する人はよくよく考えた方が良いだろう。