情報商材を「出版」と呼ぶ
情報商材を「出版」と呼ぶ
先日、「FXで損失 指南書著者に賠償命令」というニュースがあった。
【2ch】ニュー速クオリティ:アホ「FX常勝バイブルに騙された。金返せ!」→判事「これは可哀想だな。著者とFX業者は損失補填しろ」
ここで、“指南書「FX常勝バイブル」”という書籍が出版されているという印象を持った方が結構いた模様。
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おごちゃんの雑文 » Blog Archive » だめだ。俺訴えられるかも…
そして、これは書店流通の書籍ではなく、情報商材であるという指摘があった。
何故Webで知りもしないことを調べずに、他人のことをバカ呼ばわりできるのだろうか - 量産型ブログ
ところで、一方では同時期にこんな本が出ている。
今日現在、Amazon売上ランキングで1位になっている。
Amazon Rank Viewer - 素人でも成功できる「電子出版」―カネなし、コネなし、経験なしの
これは「電子出版」と書いてあるが、情報商材の手法を説明した書籍なのだ。
(この書籍自体はISBNも付いて普通に書店流通している。)
情報商材を「指南書」とか「電子出版」とか呼ぶ動きがあるのかな。
情報商材にはマルチ商法的な側面もあって、買った人が今度は売り手になるような構造もあったように思う。そういう勧誘をする時に「電子出版」だと抵抗が少ないのかも。
またどことなく、自費出版を「共同出版」「協力出版」と言い換えた商法も思い起こさせる。
情報弱者を食い物にするビジネスモデルとしてこれから流行るのかもしれない。